すると


「お前なんでそんな可愛いかなぁ…」


響君が言う。


だ、だって…


一人は寂しいよ?



「襲われても知らないぞ?」


「いいもん。」


私が言うと響君は笑う。


「甘えん坊な雨音さんですね。」


響君はそう言うと先にベッドに入る。



ドキドキだけど


響君の側にいないと怖かったんだ。



響君がベッドに入ると私もベッドに入る。



すると


――ギュッ


響君は私を抱きしめる。


「あったかーい。」


私は響君に言う。


本当落ち着く。



「響君と毎日こうしてたいな。」


「俺も。」


安心する。


早く結婚したいな。


そしたら私達…


すると


「雨音、愛してる。」


響君がいきなり私に言う。


…え…


「響君…」


どうして響君がいきなりそんな事を言ったのか


私にはまだ分からなかった。