「美味しい!」
着替えると部屋で夕飯。
私はステーキとスープを頼み、響君はミートスパゲティーのみ。
「まだ食欲ないの?」
私は響君に聞く。
「え?」
「…いや、量少なめだから。」
「ああ、さっき運動したんだけどな!」
響君は笑って言う。
運動って…
「響君、やらしい。」
「なんだよ?雨音だってそうだろ?」
「私は違うよ〜。」
あー…
響君ってやっぱ意地悪。
私が言われちゃ困る事を言おうとするんだもん…
「でも、ごめんな。俺、悪魔だから痛み感じただろ?」
響君は私に聞く。
「へ?」
あ、そういえば…
なんか静電気を全身にくらった感覚たまに来たんだよね。
でも
「大丈夫だよ。これくらい。私、いっぱい我慢できる。」
私が言うと響君は私の頭を優しく撫でる。
響君…
すっごい大好きだよ。


