「なんで?あたし、響のお手伝いしたい!」
ルリアは笑って言う。
「俺は一人が好きなんだよ。」
俺はルリアに言う。
こいつは友達でもなんでもないし…
いい加減離れて欲しい…
誰も
俺に深く関わらないで欲しい……
「嫌よ…。響が死ぬのは嫌……」
ルリアが言う。
………は?
「俺が死ぬとマジで思ってるわけ?」
俺はルリアに聞く。
「そ、それは…」
みんな
俺を信じてない……
「消えろ。」
俺はルリアに冷たく言う。
「ひび…きゃっ……」
俺はルリアを魔術で悪魔界に帰した。
鏡…
叔父さんに言っとこ……
バリアー張るように…。
誰とも深く関わらない……
ルリアも俺を信じてない…
結局みんな……。
みんなが信じないなら
俺も誰も信じない……。
誰にも心は開かない…


