「…やっ…」
響君に触れられる度
心臓はおかしくなる。
「雨音、好きだ。」
響君は私の耳元で囁く。
「…うん…」
結ばれた時は幸せなはずなのに
なんでだろう
響君の顔は泣きそうに見えた。
何度キスをしても
何度抱き合っても
怖い………。
終わると気が付いたら私は響君の胸の中で眠ってた。
安心したいよ……
響君。
なんで
こんなにも不安になるんだろう……?
「……ん……」
――私が目覚めたのは7時頃。
そんな爆睡してたんだ…私…
すると
「起きました?」
「きゃあ…」
隣には響君。
……わ……
響君、まだ裸……
「は、はい!」
私は響君に背中を向けて言う。
あー…かなり意識しちゃうじゃん!


