「うぅ…腹痛い…」
「寒いのにアイス食べるからだよ!」
――牧場を回ると私達はホテルに向かう。
はぁ…
これからがかなりドキドキだよ。
二人っきりの旅行だし。
響君と私……
あー…
想像しただけで顔熱くなる。
「雨音、明日は遅くに帰りたい。」
響君が言う。
「……へ?」
響君?
「雨音といっぱいいたい。離れたくないんだ。」
響君が寂しい表情で言う。
そんな表情されたら
帰れなくなっちゃうよ。
「…うん。」
私はオッケーする。
響君がそんな事言うなんてなぁ…。
響君が親が心配するといけないとか言って、デートはいつも帰るのは早い。
なんで響君がそんな事を
言ったか……
早く気付くべきだったね。
響君……。


