悪魔な彼とのヒミツな恋!?




俺が心から信用して親しくなれる奴なんていない…


愛情だとか友情だとか


そんなもん遠い昔に忘れた。


寂しい男と言われてもいい。


これが俺だから…


孤独なんて慣れてる…。


慣れてるよ…。




――翌朝。


今日と明日は休みか…。


学校はない…。


しまった…

雨音にメアドとか聞いてない…

あと

住所も……



狩りできねぇじゃん。


早く…


楽になりたいのにな…。


俺はベッドに寝転ぶ。




最悪……。


休み二日なんていらねぇよ。


する事ないし……



すると


「響ぃ!!」


「……へ?」


誰かの声がする。


ドアが開いた音はしてない。


……って事は…


俺は声のする方を見る。


……げっ……


「久しぶり!こっちでは響だよねぇ!」


奴は笑って言う。


相変わらずうぜぇ…