「響君、怖いよぉ…」
雨音はかなりびびる。
――おばけ屋敷。
雨音を無理やり入れた。
「俺のがこんなのより恐ろしいぞ?」
俺は雨音に笑って言う。
「響君はいいの。あー…怖い…」
こいつ…
悪魔界に向いてないなぁ…
絶対悪魔界、一日もたないだろうな。
「大丈夫だって。俺がいる。」
俺は雨音の頭を撫でる。
可愛いなぁ…
かなり涙目。
もっとびびる姿見たいな。
なんて少しS心。
でも
今日はいいか。
本当は
もっとびびらせたいけどな。
「よしよし。」
俺は雨音を抱き寄せる。
「響くーん…」
雨音びびりまくり。
はぁ…
本当こいつやばいな。
可愛すぎ。
こういう所がさ。


