思い出、たくさん作ったよね。
響君…。
だけど
思い出が多いほど
辛くなる事を私は知らない。
「ど、ど、どうしよう…」
――今日は響君と海。
び、ビキニだ…。
私は更衣室で水着を見て悩む。
響君の前で……
大丈夫かな、響君。
ビキニって恥ずかしい…
でも
せっかく海に来たからね?
私は着替える。
あー……ドキドキだよっ。
「お、お待たせ…」
私は着替えると顔を熱くさせながら響君の前へ。
すると
――ドキッ
わぁ…
響君、ドキッとしちゃうよ〜。
私は響君を見つめる。
すると
「お、雨音可愛い!やばい、襲っちゃうかも。」
私を見て響君は笑って言う。
ひ、響君ー。
「は、恥ずかしい…」
私が言うと響君は笑う。


