そんな事してるんだ…
すると
「……はい!」
響君は私に景品を渡す。
「え?こんなに?」
「…雨音の為だからよ。」
響君は笑って言う。
あー…
本当
響君、大好き。
「…ありがとう。」
私は笑って響君に言った。
その後は二人で
ゲームしたり
食べ歩きしたり。
「あ、あの写真撮って貰っていいですか?」
私は通りがかった人に言う。
「いいですよー。」
私と響君は写真を撮って貰う。
手を繋ぎ、二人とも同じ浴衣姿で。
思い出がまた増えた。
「…浴衣カップル…っと。」
――数日後、現像してもらうと私はアルバムに写真を貼りそう書き込む。
響君との思い出アルバム。
せっかくの夏休みだから
いっぱい埋めるぞ!


