悪魔な彼とのヒミツな恋!?



なんでそんな事聞くの?


考えたくない。


でも

誰にだって“死”はある。



「それでも響君の事、ずっと想う。他の人の所なんか行けないよ。」


私は響君に言う。


「そうか。」


響君は寂しく笑う。


ねぇ…


なんで


そんな話……。


「いつか別れはあるんだろうけど。私、考えたくないよ…。」


私は響君に言う。


「ごめんな。いきなり…」


響君は私に言う。


「なんでみんな死んじゃうんだろうね。別れは辛いんだよ?」


私は響君に言う。


「でも…それにもちゃんと意味はあるんだろうな。きっと…」



響君が言う。



離れるなんて考えたくない。


響君と一緒にいる事が


当たり前になりすぎて…


その分


きっと別れは辛くなるよ。



別れなんていらないよ。


ずっと響君の側に


いたいの…。


なのに……


それはできない。