キスが終わっても私の顔から熱は引かない。
「ここ、学校だよ…?」
私は響君に言う。
「雨音は俺のだってみんなに見せつけてやりたいんだよ。」
響君が言う。
響君はヤキモチ妬きだ。
独占欲が強い。
だから
すぐそういう事をする。
でも
本当に大切に想われてると知ると幸せで…
本当に響君に愛しさが増す。
「すぐ妬くー。私は響君のだよ?」
私は響君に言う。
「だってよ…」
まぁ、私も
響君がモテると複雑な気持ちになるけど…
「大丈夫だよ?私はずっと響君のもの。」
私は笑って言う。
「ずっと…か。」
響君は切ない表情を浮かべる。
「響君…?」
私は響君を見つめる。
「もしさ、俺が死んだら雨音はどうする?」
響君は私に聞く。
…え…
「…私は…」
私は……
「雨音…?」
なんで…


