雨音……。
「ずっと側にいてやれなくてごめん。」
俺は眠る雨音の頭を撫でながら言う。
ごめんだけじゃ足りないよな…。
本当に……
俺は雨音にキスをする。
すると
「……ん……響くん?」
キスが終わると雨音は起きた。
「ネボスケ姫おはよう。」
俺は笑って言う。
すると
「ひ、響君!!」
雨音は起き上がり、俺に抱きつく。
「あ、雨音?」
「…良かった、響君…。」
雨音が言う。
雨音……。
「本当にごめん。俺、最低だな。」
俺は雨音に言う。
「響君は悪くないよ。」
雨音が言う。
俺はギュッと雨音を抱きしめる。
「痛かったか?」
俺は雨音に聞く。
「大丈夫だよ。響君こそ大丈夫?私の痛み受けて…」
「…全然、平気。」
俺は雨音に聞かれると笑って言う。


