「悪魔委員会に処分されるのはわかってる。今から行くわ。」


彼女が言う。


「ああ。ちゃんと反省しろよ。」


「分かってるわ。もう…いい加減諦めたわよ。」


彼女はそう言うと鏡から悪魔界に移動した。


「騒がしくしたな。俺は行くから、雨音ちゃん…後、よろしく。」


響君の叔父さんが言う。


「はい。」


私が返事すると響君の叔父さんは部屋を出た。



暇だし…


私も寝ようかな。



私は布団に入り、響君の隣で眠った。



響君。



私は


何があっても


離れないから。


そう


何度も心の中で言った。


二人が


悲しい運命で結ばれた二人だなんて知らなかったから。


また


私は泣く事になるなんて


知らなかった。



もう



大丈夫…。


そう


ただ信じてたのに……