――ガチャ
「お邪魔します。」
「ど、どうぞ…」
パーカーワンピに着替えると私は響君を部屋に招待。
「可愛い部屋だな。女の子の部屋って感じ。」
響君が言う。
「あ、ありがとう。」
やばいよね。
部屋に二人っきりは…
私はとりあえず床に座る。
「あ、これ…雨音のアルバム?」
響君は私のアルバムを見つけ、聞く。
「あ、うん。」
「へぇ…」
響君は私の隣に座ると、私のアルバムを開き見る。
は、恥ずかしいな…
「お、雨音可愛い。3才かぁ…」
響君が言う。
「あはは。懐かしい…」
これは3才からのアルバムだ。
「お、雨音泣いてる!今と変わらないな、泣き顔。」
響君が笑って言う。
「ひどーい!」
もう高2だよ?私は…
「これなんかかなりアホ面!」
響君は写真を指さし言う。
「アホ面!?」
もう…響君は…


