どうして
一緒にいたらだめなの?
私
不安……。
響君のバカ…。
「帰るね。」
「…あ、おい!雨音。」
ねぇ
響君……
私、彼女だよね?
私にちゃんと
話してよ。
辛かったら辛いって
ちゃんと言ってくれないとわかんないよ…。
「……あ……」
響君の家を出るとまだ雨はやんでなかった。
傘ないよー。
仕方ない
このまま帰るか。
すると
――ガチャ。
「雨音!」
響君が傘を持って家を出て来た。
響君…。
「濡れるぞ?これ使え。」
響君は私に傘を渡す。
私はただ黙る。
「ごめん。でも、雨音には甘えたらだめなんだよ、俺は。」
「……え……」
「俺は弱い男にはなりたくないから。」
響君はそう言うと家に戻った。
響君……?


