「ルークのどこが好きなんだ?」
…親父はいきなり雨音に聞いてる。
何聞いてんだよ。
すると
「……全部です。」
雨音が答える。
……え……
「意地悪なとこも、頼りになるとこも、優しいとこも全部…。」
雨音……。
「あいつの運命知っててもか?」
親父が聞く。
……え……
「…へ?何ですか?」
雨音は親父に聞く。
「いや、何でもない。アマネさんはルークに何があっても愛せる自信はあるか?」
親父はアマネに聞く。
「…はい!だってルーク君が大好きだから。信じてずっと想います…。」
雨音……。
「ルークと離れる事は考えた事ないのかな?」
親父は雨音に聞く。
これ以上はやめてくれよ…
親父……。
「考えたくないです。一番嫌な事だから。私が考えるのはずっと一緒にいられる方法。それだけです!」
雨音が言う。
雨音……。


