「何言ってんだよ。息子だろ!?レルア!」
叔父さんが言う。
「兄さんもよくこんな子の子守できるわね。」
母さんが言う。
すると
「こんな子、こんな子って……あなたの息子でしょ!?」
雨音が母さんに言う。
雨音…
「何?あんた…」
母さんが雨音を見る。
「ルーク君は良い子だよ?知らないのはあなた達じゃない。知らないのにそんな風に言わないで!」
雨音が言う。
「あたし達にはマルクがいる。こんな不要品の息子いらない。」
そう母さんは言うとその場を離れた。
やっぱり
そうじゃん。
親なんて
そんなもん……。
「…今のは気にするな。さ、食事会に招待しますよ。」
親父は叔父さんとアマネに言う。
すると
「し、食事会…?」
雨音はびびる。
そりゃそうだ。
だって………


