すると


「あ、ルーク様!!」


突然魔術学校の時の同級生だった女達が俺の前に群がる。



げっ……


うぜぇ………


「相変わらずカッコイイ!」


「素敵ーっ!!」



女みんな騒いでる。


はぁ…


よし……。


――グイッ…


「……え……」


俺は雨音を自分の方に引き寄せる。


「俺、こいつのだから。」


俺は笑って言う。


「いやぁ〜!!」


「なんでー?」


「ひ、響く…」


雨音は俺を見る。


「ここではルークな?」


俺は雨音に笑って言う。


「は、はい…」


「……というわけで、じゃあな。」


俺はそう言うと騒ぐ女共歩き出す。



「ひ…じゃなくてルーク君って悪魔界でモテるんだね。」


雨音は俺に言う。


「まぁな。でも…」


「……ん?」


雨音は俺を見る。