「響君、見たいのある?」
「雨音が見たいのでいいよ?俺、わかんないし。」
「分かったぁ…」
――映画館に着くと私達は映画を決めた。
やっぱり恋愛映画だな。
「チケット買って来るね。」
私は行こうとする。
すると
「俺が払うって…」
「で、でも…」
響君、お金持ってるのかな?
すると
………!?
響君は財布を取り出しお金を数えてる。
……えー!?
札だらけ…
しかもみんな万札……。
「響君、そのお金って?」
なんか怖いな…
「叔父さんから貰った。」
「ひ、響君の叔父さんって何の仕事してるの…?」
「言えない仕事らしいよ?」
響君が笑って言う。
悪魔で言えない仕事を人間界でしてる……
こ、怖い!!
響君の叔父さんって何者〜!?


