「響君のヤキモチ妬き。」
「それはお前もだろ?」
あー…
嬉しいな。
響君がヤキモチ妬いただなんて……。
「よし、行くか。」
響君が言う。
「うん!!」
すると
――ギュッ……
響君は突然、私の手を握る。
ひ、響君……。
「絶対離れるなよ?」
「……うん…」
ひゃああ…
デートって感じだなぁ…
手繋いでるよ〜。
もう
ドキドキだよ〜。
「どこ行く?」
響君は私に聞く。
「あ、映画館かな…」
デートといえば映画ってイメージだし、私の中で。
「じゃあ行くか。」
「うん!」
二人で話しながら映画館に向かった。
やっぱりデートだし…
恋愛映画見たいかな…。
響君との憧れの初デート始まり。


