「あら、雨音?もう9時半よ?」
「あ、いけなーい!」
私は慌ててカバンを持って行く。
「行ってらっしゃーい。」
「行ってきます!!」
私は慌てて向かった。
「……あ……」
電車に乗り、駅に着いた時にはもう響君は来ていた。
やばい……
響君、カッコイイんですけど…。
「お、遅れてすみません!」
……はっ……
私は慌てて響君の所へ行くと言う。
すると
響君はじーっと私を見る。
「響君…?」
見ると響君の顔は赤い。
「雨音、可愛すぎ。俺、やばいし。」
いきなり私を見てそんな一言。
ひ、響君……。
「そんな事ないよ。響君、カッコイイね。ドキドキだよ。」
私が言うと響君は笑う。
「当然だろ?雨音のために気合い入れてきたし。」
「でも、みんな見てるよ…。」
響君はカッコイイから女の子みんなこっちを見てる。


