「響君ってば心配性!」
雨音は俺に言う。
「心配するに決まってるだろ。俺は彼氏だし、雨音を守りたいんだよ。」
「……響君…」
これからは雨音は俺が守るから。
もう狙わない。
雨音は俺の大切な彼女。
「…雨音。」
「……ん?」
俺は雨音を紫色の瞳で見つめる。
そして
雨音にキスをした。
キスを終えると俺は雨音を見る。
……あ……
雨音の顔は赤い。
「い、いきなりだね…」
「嫌だった?」
俺は紫色の瞳で雨音を見つめ聞く。
「ううん。ドキドキしただけ。」
雨音が顔を赤くさせたまま言う。
「キスだけでそんな反応とか可愛いな。」
俺は笑って雨音に言う。
「だってドキドキだもん。」
「…キスだけでそんなだと次は大変だな。」
俺は笑って言う。
「…うっ…」
本当…雨音って可愛いな。


