「冷たいんだなぁ、雨音は。せっかく俺が来たのに。」
響君が寂しい表情で言う。
……あ……
「ごめん!来てくれて私嬉しいよ?」
私は響君に言う。
すると
「じゃあ一緒に…」
響君はにやっと笑って私の腕を掴むと言う。
……う……
「それだけはだめ!」
私は響君に言う。
「なんでだよ。」
「だめなものはだめ。」
私が言うと響君は拗ねた表情をする。
「俺は雨音の事、こんなに好きなのに…なんでだめなんだよ…。」
響君が言う。
響君……。
「私も響君の事、すっごく大好きだよ?でも、普通はいきなりそんな事にならないんだよ?」
私は響君に言う。
「俺は普通じゃねぇよ。悪魔だよ。」
響君が言う。
「それは分かってるけど…普通に行こうよ?ね?」
私は響君に言う。
いきなりはやっぱり不安だし。


