―――ガチャ。
「はぁ…」
風呂から上がると私はベッドに寝転ぶ。
ドキドキだなぁ。
私
響君にどうされちゃうんだろう……。
あー…もう
やばいよ!!
すると
「…そんなに襲われたい?」
……え……
「きゃああ!」
私は慌てて起き上がる。
気がついたら響君が部屋にいた。
「な、なんで?」
いつ来た?この人…。
「朝の瞬間移動覚えてない?」
響君は私に聞く。
「……あ……」
そうか…
あれを使ったんだ…。
「で、でも!いきなりやめてよぉ。びっくりするし。」
あー…
響君ってばもう……
「いや、俺に早く会いたかったかなぁと思って。」
響君が笑って言う。
「早すぎだよ。」
私は響君に言う。
あー…どうしよう。
私……。


