悪魔な彼とのヒミツな恋!?



「本当に大丈夫?」


「…ああ。やられてたまるかよ。」


響君が言う。


大丈夫だよね。


響君だもん…。


響君がそう言うなら


信じる。


怖いけど…。


「バンソウコウ貼ってもいい男だろー?」


響君は私に聞く。


「うん、そうだね。」


私は笑って言う。



響君と私がずっと一緒にいられるように神様に今日お願いして来たもんね。


大丈夫だよね…?






すると


――ガチャ


「雨音、黒澤君〜。もう夕飯だってよ。」


早苗が呼びに来た。


「あ、はーい。行こ?」


私と響君は部屋を出る。



「雨音、さっきも邪魔されたな。」


響君が部屋を出ると言う。


「……え……」


……あ……



そういえば私…


響君に襲われそうなんだった。


「言いなりって約束、忘れるなよ?」


響君がにやっと笑って言う。


ひ、響君〜。