そこには……




「和樹…??」
「多田先生…」


目の前には、イライラオーラを出してる、多田先生が居た。



「お前ら何やってんだよっ!!」



えっ???


「何って…深め合ってんの」

「すぐ、女に手を出すのやめろって、言ってんだろっ!!」

「別にいいじゃん…」

「よくねぇーだろうがぁぁ!!」



なんなの??
よくわかんない。


「本田もベットから降りろっ!!」

「はいっ!!」

「あと、服直せっ!!」



えっ???
パッと自分を見ると、すっごくはだけてる。


なっなにやってんの私!?


「てめぇーらは恋人じゃなくて、家庭教師と生徒だからなっ!!」


そうだ!!!!
私、家庭教師として、ここに来たんだった…



「別にいいじゃんかよ…和樹だって、俺のこと考えて、杏にしてくれたんだろ???」


「変な意味で本田にしたんじゃねぇー!!」



私、何やってたんだろ…

馨君のペースになっちゃってた…