心とは裏腹に答えることができず黙り込む私に、晃は小さな溜息を一つ付くと『まだ納得できない?』と額をコツンと合わせた。
「…なら言い方を変えよう。
僕を幸せにして欲しい。僕を支えて欲しいんだ。
必ず君を治す治療法を見つける。だから生きてくれ。
僕の傍でいつまでも笑っていて欲しいんだ。
僕の隣で、君に一番幸せな顔をさせたい。
僕には…君の笑顔が必要なんだ。
君はすぐに枯れる切花なんかじゃない。
僕の心に咲き続け、永遠に枯れる事の無い唯一の花だ」
「私…晃を幸せにできるの?」
「僕が愛しているのは茜だけだ。
僕を幸せにできるのもこの世でたったひとり、君だけだ。
茜以外を幸せにするつもりは無いし、できる自信も無いよ。
本気で惚れた女すら幸せにできない僕が、他の誰かを愛して幸せになれると、茜は本気で思っているの?」
「…っ、それは…。」



