【長編】ホタルの住む森


晃はそう言って私の首筋に唇を這わせてきた。

痺れるような切なさが首筋から全身に広がっていく。

晃の指が、唇が、触れる先から静かに愛情を注ぎ込むように、私の心も体も満たされていく。


晃が私を愛してくれている。


私も晃を愛している。


晃…この桜の下であなたに誓う。


きっとあなたを幸せにする。


たとえ私がこの世から消えても、必ずあなたを幸せに導いてあげる。



私を愛してくれてありがとう。



私を支えてくれてありがとう。