今生(こんじょう) でもう一度巡り逢える事など無いのかもしれない。
だけど、その魂が生れ変わった時
どんなに小さな命の中にでも茜の存在を感じ取れる自信はある。
「忘れる筈無いだろう?
逢える日をずっとずっと待っているさ」
フワリと笑った晃の笑顔は右京が数年ぶりに見た心からの笑顔だった。
茜の想いが晃の止まっていた時間を僅かに動かしたのかもしれない。
「大丈夫だよ、茜。
いつまでも待っているから…必ず僕の元へ還っておいで。
たとえ…どんなに小さな命であっても、どんな姿でも構わないから…。
君の魂が僕を求めてくれるのであれば…それだけで良いから…」



