【長編】ホタルの住む森


晃がキスを降らせてくる。

何度もついばまれて、次第に深くなるキスに翻弄される。

ついていくのが精一杯の激しいキス。

次第に意識がぼんやりして晃の首に無意識に腕を回してしまう私。

「ほらね…。こんなに情熱的だろう?」

そんな声でささやかないで…

あなたの擦れる声に私の思考が完全に停止する…

悔しいかも・・・少しは抵抗してみたいよ。

軽い抵抗をこころみて、身をよじり唇を離す。

晃の胸に手を置き、突っ張って体から引き離そうとしてみる。

悔しいけどびくともしない。

晃は笑いながら私の手をとり、指輪を引き寄せてキスをした。