「茜!」
通信機から真紅郎の声が聞こえる。
「脱出しろ!」
「……」
無茶な注文だ。
私の機体の脱出装置は取り外されている。
今から呑気にコクピットハッチを開けた所で、爆発に巻き込まれるだけだろう。
あと十秒もしないうちに、機体は爆発する。
…真紅郎に対する憎悪はなかった。
敗北した瞬間に、復讐に駆られていた私は死んだ。
そして今から、白金茜という存在も、この世から…。
そんな事を考えていた矢先だった。
「!?」
コクピット内に小さな爆発。
同時にコクピットハッチが吹き飛ばされ。
「!!!!!」
私はコクピットブロックごと、宇宙空間へと放り出された!
通信機から真紅郎の声が聞こえる。
「脱出しろ!」
「……」
無茶な注文だ。
私の機体の脱出装置は取り外されている。
今から呑気にコクピットハッチを開けた所で、爆発に巻き込まれるだけだろう。
あと十秒もしないうちに、機体は爆発する。
…真紅郎に対する憎悪はなかった。
敗北した瞬間に、復讐に駆られていた私は死んだ。
そして今から、白金茜という存在も、この世から…。
そんな事を考えていた矢先だった。
「!?」
コクピット内に小さな爆発。
同時にコクピットハッチが吹き飛ばされ。
「!!!!!」
私はコクピットブロックごと、宇宙空間へと放り出された!


