15「ククク………なんて愚かな生物なんだ……」

15は勢い良く日本刀を振り上げた。

斎「やっと隙を見せたなッ!!」

斎藤は日本刀を真っ直ぐ構え、15の心臓を突き刺した。

ドスッバキンッ

心臓に突き刺さった日本刀は力なくへし折れた。

15「ゴホッ!!こんな………ウジ虫に………やられてたまるか………」

15は致命傷を負いながらも斎藤に向かって攻撃してきた。
斎藤はすかさず死んだ隊員から日本刀を奪い応戦した。

斎「これで終わりだッ!!」

斎藤は15の振り落ろした攻撃を回避し、15の両腕を叩き切った。

斎「お前にいろいろ聞きたいことがある。」

斎藤は15に話しかけた。

斎「大水博士はお前らとは何の関係があるんだ!?」
15「私達の…………生みの親…………だ」
斎「彼がお前らを作ったのか!?」
15「博士は………私達を生んでくれた…………」
斎「その大水博士はどこにいる!?」
15「わか……ら………な…い」

15は地面の跪き、四つん這いになった。

15「………食らえ……」

角には電気が走っていた。