「うちでいいの?」

「うちじゃなきゃダメなんだよ!!」

「……」

「で、返事は?」


えっ!!早くないと思いながらも
答えは決まっていた。

「はい。」

答えを聞いた雅之は、

「まぢで!!なんか信じられない!」

とベンチから立ち上がり
叫んでいた。

そして時間も遅く、駅まで送ってもらった。


「俺、幸せ者だなぁ〜。」

「なんで?」

「こんな可愛い人が彼女だなんて。」


「か..可愛くないよ!」

「可愛いよ。てか、そんなに可愛かったらモテるでしょ?」

「全然モテないよ〜。」


「そう言ってモテてるくせに!」