「だってお前がバラよりタンポポの方が好きだとか言うから……!」 必死になって反論する俺を見て、ますます笑う水上。 あ゙ー……。 やっぱりダサかったかな。 道端にしゃがんでタンポポ摘むなんて……。 ……俺としたことが。 「でもね」 水上が笑いすぎて溢れ出した涙を拭いながら俺を見上げた。 そして、にっこりと綺麗に微笑む。 「すごく嬉しかったよ。 ……ありがとう」 ……いや。 いや、やっぱり……。 やっぱり、俺、ダサくていーかも……。