クラス中の視線が俺に集中。 当たり前か。 誰だって普通気になるよな。 だってこんなデカい花束抱えて登校して来たんだから。 俺は周りの目を一切気にしないで、例の窓際の席へ一直線に向かう。 「おはよ、水上!」 今日も昨日と同じく、つまらなさそうに外を見つめていた綺麗な顔。