「おばあちゃん、お散歩に行ってくるね!」 荷物を置いて、私は外へ出た。 おばあちゃんは、全てを分かったように、柔らかい笑顔で“いってらっしゃい”と言ってくれた。 「寒いっ…!」 この寒さは夏生に会ってから好きになったものの、やっぱり寒い。 「風嘉!」 道を歩いていると、夏生が声をかけてくれた。 2人並んで、手をギュッとつなぐ。 ふふ…幸せ… 「あ、今日、風嘉の家にみんなで集まって忘年会するって!」 ……………。 へ…?