優「亜衣…くまできてる!
また遊んでたでしょー(笑)」


私「…うん。
だってさぁー…。」


優「…ん?」


私「何か健人と会えるって
思ったら遊びたくなっちゃって…。」


優「…。」


私「…嘘!ごめん!
忘れて!(笑)」


優「亜衣…それは…恋だよ…!?」


私「…ん?!」


優「だぁーかぁーら!
亜衣は中山に恋してるって事!」


私「…え?
…………え!?」


優「遅いな!笑
絶対そうだよ!」


私「…そうなの?」


優「そうだから!」


私「…。」


初めて知った。


健人の事が好きということ。


自分では気付かなかった。


確かに
会いたいと思うし
話してて楽しいし
一緒にいて飽きない。


自分の気持ちが


はっきりと分かった。


その事を千春にも話した。


これから楽しい日になれるはず!
と思った瞬間だった…。



そして…


ついにその夜は来てしまった。



自分の気持ちが
はっきりとしたその夜に…



突然。