合否通知は2月の初めだ。
ユキとマイは
心配そうな顔している
「もし落ちたら2月にある
最後の入試を受けるからよ」
「タクミ先輩、大丈夫だよ
私、赤ちゃんとず~っと
祈ってたから大丈夫だよ」
「ありがと~な」
ユキは
お腹を撫で優しく微笑む
「私も撫でた~い」
「いいよ」
マイはユキのお腹を
優しく撫でる
「ユキのお腹まだ
ぺっちゃんこだから
つまんない
早く大きくなってね
赤ちゃん」
妊娠3ヶ月だし
お腹は全然目立たない
「オレも撫でていい?」
「いいよ」
何っ!?
「お前はダメ」
エロイからな!
「撫でるしっ!」
シンゴも
まだぺっちゃんこの
お腹を撫でていた。

