入学試験前日
ユキは心配ばっかりして
「忘れ物ないように!
緊張しないで
落ち着いて臨んでよ
面接は大きな声で
分かった!!?」
「はいはい」
ユキはお守りを握り締め
目をつぶっている
(チュ!)
「タクミ先輩!
祈ってるんだよ」
「カワイかったから」
ユキの顔は真っ赤に
お守りをオレの手のひらにのせ
「ガンバって」
「あぁ」
早めにベッドに入った。
「タクミ先輩、朝だよ
今日入試だよ
早めに起きて用意して」
ユキに起こされ
用意をする
「タクミ先輩、お守り持った?」
「持ったよ」
「タクミ先輩
私、赤ちゃんと二人で
祈ってるから
ガンバって来てね」
「おぅ」
シンゴと試験会場へ。

