オレの機嫌は悪く
教室に戻った。



まさか!

オレのいないとこで
変なことしてね~よな!?



大丈夫、大丈夫

ユキのこと信じてるから!


でも、でも
変な妄想が広がってしまう。




授業が終わり
シンゴとユキのクラスへ


ユキはアイツと
楽しそうに喋ってる

ユキ、笑ってるし


見たくね~!!



「シンゴ、先帰る」



「ユキちゃんはいいのか?」



「知らね~あんなヤツ」




ユキを置いて先に学校を出た。



ムカつくんだよ!




♪♪♪


ユキからだ




「タクミ先輩!
何で先に帰るの、今何処?

行くから待ってて」



「お前さぁ~
分かんないのか
オレの気持ちが!」




「何?どうしたの」



携帯を切った




ユキのバカ!!