アサミとファミレスに行き

アサミはデザートを
オレはポテトを頼んだ。


アサミは幸せそうな
顔で食べている。



「アサミ、一口ちょうだい」



「はい、あ~ん」



オレは照れながらも



「あ~ん」



言っていた。




「タクミ、明日ね
昨日の中学の友達と
カラオケに行きたいんだけど
いいかな?

タクミがイヤなら断るから」



昨日遊んで今度は明日かよ



「友達って男か?」



「そんなわけないでしょ
女だから心配しないで」



アサミのことを
疑うつもりはない

信じているつもりだ。



「いいぞ、行って来て
連絡しろよな」



「うん、ありがとう」



アサミ

信じてるからな。