春休みに入り

アサミは、オレの家に
毎日、泊まりに来ていた。


弁当を作って来てくれたり
部屋を片付けたり

色々、オレの為に
やってくれて

嬉しかった。



夜は、アサミの方から
誘ってくる

その誘いに乗り
アサミを何度も愛した。


アサミの温もりを
感じながら


オレは、アサミの優しさに
甘えていた。



アサミとカラオケや映画
楽しい時間を過ごした。



春休み最後の日

オレはアサミと
ジュエリーショップに行き

アサミが前から
欲しいがってた

ティファニーのリング



アサミは目を輝かせ
真剣に見ている。



「タクミ、本当にいいの?」



「いいよ」



アサミは1837リングを選び


オレは、アサミに

プレゼントした。




「タクミ、ありがとう
大事にするから
本当にありがとう」



アサミの目には涙が



明日から

オレ達は3年に。