尊さ。

「花冠」



白詰草で編んだ冠だった。



私に似合うかなぁと思っていたら、



頭にちょこんと置いてくれた。



顔が熱くなる。



「優佳の負け〜」



根気強さは私の方が上だった。




仕返しに指輪をプレゼント。白詰草で作った。




「泣きそう」




簡単に泣かれては意味をもたない。




「泣き虫は弱いのと同じだよ」

「これは俺が悪いんじゃない。両方悪い」


「何それ。私が諸悪みたいにいわないで」


泣けてくる。


そういってまた、意地悪して、


人を泣かすんだ。