溺愛不可避




「今もね、早く会いたいなって思ってた」

「愛。それは恋してるんだよ」


「恋……」

「うん!恋だよ。」


そっか。
これが、恋。


自分の気持ちに答えが出ると
なんだか胸の奥が、ぽかぽかする。



「えへへ…」

「…もう…愛ってば
ほんっとに可愛いなぁ〜〜〜♡♡」



里奈ちゃんが私をぎゅーっと抱きしめた。


「今度こそ、幸せになりなよ!」

「うん!」



でも、
この時の私はまだ知らなかった。



私にとって、初めての「恋」でも


愁くんにとって
「恋」と語るには長すぎた事を。