カラオケ当日
10月最後の日曜日。
とても寒い日だった。
「おはよ〜★」
春が誰よりも先に
あいさつをする。
「私、春って言います!!」
満点の笑顔に
得意のウインク付き。
男子メンバーは
困ったような顔をしてる。
「…私と同じクラスの友達。
この子は奈緒」
「よろしく☆」
奈緒が可愛く言う。
私は紹介を終えて健を見ると
健はこいつが
「春?」とニヤニヤしてる。
それに気づいた私は
「助けて〜…」って目で合図
伝わったみたいで
健は男子メンバーの
紹介を始めた。
「俺、健
で、こいつが涼
その隣が俊樹」
「俺は蓮…って
同じクラスだな★」
みんな笑った。
私は蓮がいるのを
知っていたけど
知らなかった藍は
会ったときから
嬉しそうだった。
「優、知ってたの?!」
「知ってたよ!!」
「もぉ〜教えてよ
もっと気合い入れたのに」
「全然OKだって♪」
「どうしたの?」
こそこそ
話してる私と藍に
春が突っ込んだ。
あっ
と思い出して
また輪に入った。


