「優~、優~」
先生が私の名前呼んでる…
苗字じゃなくて……
名前を………
呼んでる………?
ドキドキ
ドキドキする
どうしよう…
そんなことお構いなしに
先生は続けて
「優~肉まん食べる?」
と言ってきた。
いつもと違うよね?
先生…
先生は肉まんを持って
私が座る席の前に
いつものように座った。
この緊張を
どうにかしてほしい…
けど
誰もいない…
誰か来ないのかな……?
先生どうしたの…?
「はい」
先生は半分にした
肉まんを差し出した。
熱々の肉まん…
冬の寒い日
肉まんは熱く、まるで
この胸の熱さのようだった。


