「俊樹!!久しぶり♪」

「おぉ!!びっくりしたぁ」


やっぱり俊樹は驚いた。


「ごめん、ごめんっ。」


「あのね、うちら俊樹に
聞きたい事があって…」


「なに?」


少し困った表情の俊樹


「春になんで
メール返さないの?」


そんなことお構いなしの質問


時が止まったかのような
空気が流れる



まさか自分たちが驚く答えが
返ってくるなんて
思ってなかったから…


強気だった。