君の炎が消えるまで

 「おはよう!」


そう声をかけてきたのは、私の幼馴染の炎だ。


「おはよう。今日も元気だね。」

「うん。そうだよ!」


炎はいつものように元気に応えた。

その時はまだ気づかなかった。

炎のくちびるがかすかに震えていることに。

私達はいつものように2人で学校へと歩き出した。


「あのさ、澪奈は私と明日でお別れしないといけなかったらさ、どうするの?」


炎が質問してきた。

普段はそういう事を言わないのに、めずらしいなぁ。


「私だったら、炎が行きたいって言ったところに行って、全力で楽しみたい!」


私はそう答えた。


「あははっ!澪奈らしいね!だけど、何で澪奈じゃなくて私の行きたいところなの?」

「だってさ、親友を楽しませるのも親友の役目でしょ!」


私はそう言った。


「あっ。あとね、炎と行ったらどこでも楽しいから!」

「そっか。ま、私だったら澪奈の行きたいところに行くけどね。」


炎は私が行きたいところに行くみたいだ。

さすが昔から一緒にいるだけあって考えてる事が同じみたいだ。