15歳、純愛。




「当たり前でしょ?光ちゃんいなかったら私生きていけないもん。それに数学の宿題もあるし、来年には学校でスポーツ大会もあるんだよ。冬休みはずーっと光ちゃんと一緒に特訓の予定なんだから!」



「いいけど、バイトの日は勘弁してよ?それに数学なら太陽に教えてもらいえばいいのに。」



「やだ、光ちゃんじゃなきゃ嫌なの!」




空井光(そらい こう)大学2年生20歳。

ゆるふわな栗色のパーマががった髪に、優しい垂れ目。

ドキッとしてしまう、右下の口元のほくろがチャームポイントで。

目だけじゃなくてね、性格も優しくて本当に王子様みたいなんだ。




光ちゃんは中学校の数学の先生になるのが夢で、教育学部の大学に通いながら、塾でアルバイトをしているんだ。



数学が苦手な私は、冬休みの宿題を手伝ってもらうのはもちろん、運動神経抜群な光ちゃんにバレーボールだって教わらなきゃいけなくて。



っていうのは全部、光ちゃんに会うための口実なのだけれど。