ファーストキスのプロデュース 〜昔フラれた幼なじみを最高の彼氏に育てる方法〜

「ど、どうって言われても……別に、普通に似合ってるんじゃない? 髪型と着こなし変えただけで、素材は元々悪くなかったんだし……」

平静を装い、毛先を指先で弄んでごまかそうとする夏凜。

だが、その瞬間だった。

ふと視線を感じて窓際へ目を向けると、海斗が困惑したようにこちらを見つめていた。

周囲の熱い視線に居心地の悪さを感じて助けを求めるような、すがるような瞳。